〈概要〉 角川映画第3弾。高倉健 主演。薬師丸ひろ子のデビュー作。原作は『人間の証明』の森村誠一。クライマックスは国内では撮影不可能だったため、アメリカロケを敢行。 |
〈ストーリィ〉 元自衛隊の味沢は、除隊後に保険外交員をしていた。そして記憶を失った少女、長井頼子を養女としてひきとって暮らしていた。 新聞記者 越智朋子は、死んだ同僚の交通事故を疑っていた。なぜならこの町は大場総業の会長 大場一成に支配されており、同僚はその不正を暴こうとしていたからだ。同僚と一緒にいたはずのホステスの死体は見つからなかった。ホステスには高額な保険が掛けられており、受取人である夫は、なんと大場の忠臣だった。 事故現場で越智朋子に会った、味沢は驚く。なぜなら、かつて東北で起きた”大量虐殺事件”に巻き込まれて死んだ越智美佐子に、朋子がそっくりだったからだ。朋子は美佐子の妹であった。その”大量虐殺事件”こそが、娘の頼子が記憶を失った原因でもあった。頼子は、事件のたったひとりの生き残りだ。 娘の頼子は不思議な予知能力みたいなものを持っていた。味沢が専門医に診せたところ、頼子の心の奥に潜んでいる、父親――味沢に対する憎悪が、そうさせるのだという。味沢は、なんとかして娘の記憶を戻したいと”大量虐殺事件”が起こった村へ向かう。越智朋子も一緒にだ。 不正を暴こうと急いた越智朋子が、大場の息子の手によって殺されてしまう。それを知った大場一成は、味沢を手なずけようとするが、うまくいかない。味沢は娘を連れて逃げようとするが、大場の追っ手がかかる。逃走の混乱の中で頼子の記憶が戻り、味沢を指して「(実の)お父さんを殺したのはこの人よ」と叫ぶのだった。 ”大量虐殺事”の犯人が味沢ではないかと疑って、執拗に追いかけてくる刑事。そして、味沢が自衛隊特殊工作隊であったことを、もみ消そうとする自衛隊。 本当に味沢が犯人なのか?交通事故の黒幕は?そして”大量虐殺事件”の真相は? 追われる身となった味沢の、心の中に眠る――野性が、再び呼び起こされようとしていた。 |
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〈関連商品〉
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DVD 2000年9月22日発売 (角川・KABD-84) 4,935円(税込)、期間限定生産盤 2006年10月20日再発売 (角川エンタテイメント・DABA-90276) 3,454円(税込)、 デジタル・リマスター版 2011年1月28日発売 (角川映画・DABA-0766) 2,940円(税込)
デジタル・リマスター版 |
-----(KABD-84) DVDの仕様----- 形式:カラー・ドルビー・オリジナル レコーディング リマスター・ワイドスクリーン リージョンコード:リージョン2 画面サイズ:16:9 ビスタ ディスク枚数:1枚 画層:片面2層 音声仕様:1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 特典:予告篇・TVスポット・ 劇場パンフレット一部再録
-----期間限定生産盤 DVDの仕様----- 形式:カラー・ドルビー・オリジナル レコーディング リマスター・ワイドスクリーン リージョンコード:リージョン2 画面サイズ:16:9 ビスタ ディスク枚数:1枚 画層:片面2層 音声仕様:1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 特典:予告篇・劇場パンフレット一部再録
-----デジタル・リマスター版 DVDの仕様----- 形式:カラー・ドルビー・ワイドスクリーン リージョンコード:リージョン2 画面サイズ:16:9 ビスタ ディスク枚数:1枚 画層:片面2層 音声仕様:1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 字幕:日本語字幕 特典:予告篇・TVスポット |
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〈入手しやすさ〉
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角川映画初期の代表作である傑作アクション3作品「戦国自衛隊」「蘇える金狼」「野性の証明」をBOX化。
----- DVDの仕様 ----- 形式:カラー・リミテッドエディション リージョンコード:リージョン2 画面サイズ:16:9 シネスコ/ビスタ ディスク枚数:3枚 画層:片面2層2枚+片面1層1枚 音声仕様: 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 特典:「野性の証明」劇場パンフレット一部再録 |
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〈入手しやすさ〉
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