町田義人(映画)

キタキツネ物語 THE FOX IN THE QUEST OF THE NORTHERN SUN

VHS 1984年3月17日発売 (型番不明) 13,797円、1992年6月21日再発売(サンリオ・SAVM-4) 5,301円 (税込)、1992年8月4日再発売(V96) 5,301円 (税込)、1992年12月21日再発売(SAVV-602) 2,957円(税込) 、1996年6月21日再発売(SAVV-181) 2,548円 (税込)
※メーカーがコロンビア、レーベルがサンリオ

映画 キタキツネ物語

〈ストーリィ〉

オホーツクを臨む北の大地に立つ老木――柏の木は、ある日流氷を渡ってやってきた大胆なキタキツネ フレップの姿に、心をとめる。

フレップは雌キツネ レイラを射止め、春には可愛い5匹の子供が誕生する。だが生存率が低いといわれるキタキツネ――しかも生まれた子供のうちの1匹、チニタは目が見えないのだった。

子供たちが野原を走り回るくらい大きくなった頃、突然チニタの姿が消えた。どこへ行ってしまったのか?嘆き悲しむ家族に、更なるアクシデントが襲う。巣穴が野犬たちに見つかってしまったのだ。なんとか逃れて命は助かったものの、安全のため直ちに巣を移動させなければならない。

梅雨は野生動物にとって、辛い季節だ。飢えに絶えかねたフレップは、近所の農場の鶏を襲う。人間に発見され追われるフレップを心配し、レイラが巣を離れて人間の仕掛けた罠にかかって死んでしまう。

レイラが死んでから、フレップは子供たちに一段と厳しさを増す。それは子供たちを一人前のキタキツネにするためだった。やがて短い夏が終わり、秋を迎えるころ〈子別れ〉の儀式が始まる。成長した子供たちは、大自然の中で生きてゆけるのだろうか――。

監督:蔵原惟繕

演出:片桐康夫

脚本:蔵原惟繕

原案:高橋健

企画:竹田津実 高橋健

製作:辻信太郎

制作補:阿久津好伸

撮影:栃沢正夫 椎塚彰 仙元誠三 松前次三 大村日出男 立石桂介

音楽:佐藤勝

録音:林昌平 稲村和己

編集:鈴木晄

助監督:三村順一

スクリプター:竹田津実 柏原満

制作・著作:株式会社サンリオ

東宝東和〈創立50周年記念〉作品

(1978年7月15日(土)公開・東宝東和 配給)

時間:114 分

〈キャスト(歌)〉

町田義人 朱里エイコ ゴダイゴ

 

〈モノローグ〉

フレップ:大林丈史

レイラ:朱里エイコ

子供達:劇団どら 金井進二

ナレーター:岡田英次

 

主題歌:町田義人「赤い狩人」

  • 1979年8月10日 CXで『キタキツネ物語』がテレビ放映され、視聴率44.7%を記録。この記録は2003年1月24日 NTVの『千と千尋の神隠し』の46.9%まで、抜かれる事がなかった。
  • ビデオ類は版が多く、把握しきれない。ジャケットも複数ある。
  • レーザーディスクやVHDも発売されていた。
  • キタキツネの名前の意味は、以下のとおり(アイヌ語から命名)。フレップ(赤い獣)、 レイラ(風)、 シリカ(大地)、ヌプリ(山)、レプン(海)、 ルッサム(海辺)、チニタ(夢)。
  • ”ドキュメンタリー映画”と表記される事が多いが、実際は、ストーリィは創作なので、ドキュメンタリーではないのでは。“ドキュメンタリー風に作られた動物映画”というのが一番近い気がします。
  • 台詞は必要最低限にとどめて、音楽中心のミュージカル風仕立てになっている。

〈入手しやすさ〉

★★★☆☆☆

時々、店頭やオークションで見かける。

いちご新聞に載ってた記事を見て、私は映画館に行ったんだよ。

〈関連商品〉

↓このVHSは、DVD化されています

<DVD化>

キタキツネ物語

DVD 2000年12月6日発売 (キングレコード・KIBF7001) 4,935円(税込)、2006年4月19日再発売(ポニーキャニオン・PCBE-52026) 1,575円 (税込)、2007年11月再発売(型番不明) 1,575円 (税込)、2010年2月16日発売 (サンリオ・V-1510) 1,575円 (税込)

キタキツネ物語
サンリオ・V-1510

  • VHSの版が多いが、DVDも版が多い。ジャケットも複数ある。

 

-----DVDの仕様-----

形式:カラー ドルビー

リージョンコード:リージョン2

画面サイズ:4:3スタンダードサイズ

ディスク枚数:1枚

画層:片面1層

音声仕様:1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語

〈入手しやすさ〉

★☆☆☆☆☆

常にオークションや店頭で見かける、または新品で買える。

繰り返し再販されているが、ぜひリマスターして欲しいところ。